研究会のお知らせ[2012.03.26.]

日本質的心理学会 研究交流委員会研究助成企画

「制度的場面についてのエスノメソドロジー・会話分析研究」

日本質的心理学会研究交流委員会研究助成を受けまして、下記のような研究会を企画しました。質的研究法及びヴィデオデータを分析することに興味関心をお持ちの方は奮ってご参加ください。


【日時】平成24年3月26日(月) 11:30-18:00
【会場】新潟青陵大学6号館2階6205講義室兼ゼミ室
【研究会会場の地図】新潟青陵大学ホームページ内の下記リンク先をご参照ください。
http://www.n-seiryo.ac.jp/access/index.html
(西門から入っていただき、真正面奥に見える建物が6号館になります)
【参加費】日本質的心理学会会員及び学生:無料(学生の方は学生証の提示をお願いします)
その他の方:500円
【研究会の目的】「会話分析を使用して制度的場面をどのように研究するか」を検討する。
【研究会の内容】
<研究会第一部>11:30-16:00(途中、ランチタイムを挟む)
Heritage,J.&Clayman,S. 2010. Talk in Action: Interactions, Identities, and Institutions. Wiley Blackwell. を検討する。

Talk in Action: Interactions, Identities, and Institutions (Language in Society)

Talk in Action: Interactions, Identities, and Institutions (Language in Society)

本書は第1部:会話分析と社会的制度、第2部:緊急電話サービス場面、第3部:医師‐患者の相互行為、第4部:裁判、陪審員、紛争の解決、第5部:ニュースと政治のコミュニケーションで構成されている。本研究会ではそれぞれの場面で「エスノメソドロジー・会話分析的研究」を行っている日本の研究者を招き、それぞれ担当のパートを紹介しつつ検討する。
<各担当者>
・第1部担当 秋谷直矩 (立教大学他)
・第2部担当 岡田光弘 (国際基督教大学
・第3部担当 海老田大五朗 (新潟青陵大学
・第4部担当 北村隆憲 (東海大学
・第5部担当 酒井信一郎 (共立女子大学

<研究会第二部>16:15-18:00
ヴィデオデータのデータセッションを行う。
<各担当者>
・「ヴィデオデータの分析について」 担当 南保輔(成城大学
・データ「医療・福祉場面のデータ」

【注意事項】
・報告者及び提供データなどにつきましてはあくまで予定です。当日急遽変更される場合がございます。あしからずご了承ください。
・研究会当日、レジュメは配付しますが、上記テキストの販売や貸し出しは行いません。各自でご用意ください。ただし、テキストを持っていなくても研究会に参加することは可能です。
・事前申し込みは不要ですが、レジュメを用意する関係上、下記連絡先までご一報いただければ幸いです。
・昼食は13:05-13:45を予定しております。当日学生食堂や学内の生協を利用することは可能ですが、それ以外の店舗が近隣にございません。主催者側で特別な手配もいたしません。昼食をご持参されることを強くお勧めします。
・学内は全面禁煙になっております。ご協力のほどよろしくお願いします。
・当日は、19:00より新潟駅近郊で懇親会を予定しております。奮ってご参加ください。

<本研究会に関する連絡先>
担当:海老田大五朗
〒951-8121
新潟県新潟市中央区水道町1丁目5939番地
新潟青陵大学
e-mail: ebita@n-seiryo.ac.jp
(全角の@を半角の@にご変更ください)

以上